香水

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2025/11/20 (Thu)

ティエリー・ミュグレーのピオニーエンジェル。2005年発売の女性用香水です。

香水ラインの代表作「エンジェル」をちょっとアレンジしてみましたというAngel Garden of Starsシリーズの一つで、他にバイオレット、ローズ、リリーと発表されています。オリジナルのグルマン・オリエンタルの香調に、ゴージャスなピオニー（シャクヤク）のフローラル香を加えて、よりいっそうコクのある、エンジェルというより小悪魔な印象のアイテムに仕上げられています。

トップ: ベルガモット、ピオニー、へディオン、ヘリオナールなど
ミドル: ハニー、デュー・ベリー、レッドベリーなど
ラスト: バニラ、カラメル、チョコレート、パチョリ、クマリンなど

調香は本家「エンジェル」やキャシャレルの「ノア」、D&Gの「ライトブルー」など数々の人気作を手がける、世界トップ・パフューマーの一人オリヴィエ・クレスプ。製品のプロダクトは傘下の「クラランス」です。香りもさることながら、このシリーズは香水ボトルが非常に美しいデザインで、本作もサブタルなクリア・ガラスのフォルムに、ピオニーらしいピンクの香水色が冴える、エクセレントな存在感です。

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ティエリー・ミュグレー、ピオニーエンジェル

ジョルジオ・ビバリーヒルズ / オーシャン・ドリーム

ジョルジオ・ビバリーヒルズのオーシャンドリーム。1996年発売の女性用香水です。

オーシャンズ・エアをイメージした香りということで、海の開放感をナチュラルに表したようなフローラル・フレッシュの香調は、このブランド香水としては珍しく、クリアでサラリと使えるような佇まいの趣きを醸し出しています。

トップ: レモン、ベルガモット、オレンジ・ブロッサムなど
ミドル: ローズ、ジャスミン、フリージア、ウォーター・リリーなど
ラスト: ベチバー、シダー、モス、ムスクなど

調香はトミー・ヒルフィガーの「トミー」や、キャロライナ・ヘレラの「212 フォーメン」、カルバン・クライン「cK-ONE」など、数々の大ヒット作を手掛けている、世界トップ調香師の一人、アルベルト・モリヤス。なかなかソフィスティケートされた甘さで、控えめで淑やか、なのに軽やかなセンシュアリティーというものを引き出してくれるのではないでしょうか。GBH香水の中でも、特にオススメできる一品です。使い勝手が良い香りですから、オールシーズンのデイタイムに、カジュアル、オフィスを問わず、気軽にワンプッシュできると思います。

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ジョルジオ・ビバリーヒルズ、オーシャンドリーム

ケイティ・ペリー / マッドラブ

ケイティ・ペリーのマッドラブ。2016年発売の女性用香水です。

2015年発売のマッドポーションに続くマッドシリーズの2作目です。テイラー・スウィフトのバッド・ブラッドからインスパイアされた香水とのことで、香調はフルーティがベース。

トップ: アップルソルベ、ストロベリー、ピンクグレープフルーツなど
ミドル: ピオニー、ジャスミンなど
ラスト: ムスク、ウッディ・ノート、サンダルウッド、ココナッツなど

使い勝手は良さそうで、オールシーズンのデイタイムにマッチしそうです。

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ケイティ・ペリー、マッドラブ

キューバ / シティ・ハリウッド・ウーマン

キューバのシティ・ハリウッド・ウーマン

同時発売されたメンズ香水「キューバ・シティ・ハリウッド・フォーメン」とのカップリング香水となっています。都市の名前を付けた「シティ・コレクション」のなかの一品で、ほかにはラスベガス、マイアミ、ニューヨーク、コパカバーナなどいろいろあります。香りは、グラマラスで味わい深いフルーティー・フローラルの香調がベース。

トップ: ラズベリー、クランベリー、トマトなど
ミドル: オレンジ・ブロッサム、レッド・ローズ、ブラック・バイオレットなど
ラスト: パチョリ、サンダルウッド、ホワイト・ムスクなど

プロデュースは、「ソー・フレンチ」や「エトワール」などのほか、デオドラント・スプレーなどでも知られている、フランスのFragluxeです。フルーティー・フローラルのなかでも甘目なトーンで、そのリッチな感覚がハリウッドを表している感じです。メンズ版はオー・デ・トワレ(EDT)ですが、こちらのレディス版はオー・デ・パルファム(EDP)なので、ロングラスティングなところもポイントです。比較的秋冬のデイタイムの、プライベートなシーンにマッチしそうです。